軍隊は「臆病で能力がない兵隊を上手に使いこなす」という発想で組織運営や作戦立案を行っておりますので、
「精神や知力を鍛錬する」という面ではあまり役に立たなかったりします。
個人の能力を徹底的に信頼せず、ダメ人間を使っても回るシステムを作るのが、
軍事マネージメントの原点です。
若いときの苦労は買ってでもしろというが、
自分は若いとき苦労した人が
ガンなどで普通の人よりどんどん若くして亡くなっていくのを見ている。
そしてこの言葉が詭弁だとこの歳でようやく分かった。
この「格言」は若い人を安く労働させたい人間の洗脳の言葉だ。
騙されてはいけない。
ss
ねえ
星
星を見に行こうよ
寒いけど
綺麗な星空が見たいよ
.
秋が終わる頃に
綺麗な星を見に連れて行ってくれるって
君は約束してくれたじゃない
二人で約束したじゃない
.
あのとき私は
この先が不安だった
私の少し先の未来に
もう君はいないような気がして
だから未来に君が関わる
確実な何かを欲しがって
そんな約束をした
約束をすればそれを口実にまた君と
何処か私の行ったことのない
まだ知らない場所へ行けると思った
君と二人で
また一つ私の初めてを作れると思った
.
でも私は気づいていた
この約束は
叶わないかもしれないということに
それでも縋りたかった
ちっぽけで不確実で
形も無い
すぐに忘れられて消えてしまいそうな
そんな約束でも
叶うと信じたかった
それほどその時の私の未来に
その時の未来である今に
君の姿があって欲しかった
.
ねえ
今夜も一人で空を見て
冷たい空気に小さく呟くよ
ねえ 一緒に星を見に行こう?
って
honey&clover
愛し愛された想い出が
彼女をしばる
やわらかく
耳をふさぐ
彼女が住むのは多分
この夕暮れみたいに
永遠につづく
霧雨の国なのだ
sss
大きな犠牲を払い
失ったもの数多く
得たのはひとときの優しさのみか
すぐ消えてしまう
一瞬の安心だけか
私とは
何だったのか
私が居る意味はあるのか
居なくなっても、誰が困るわけでもない
何かが進まなくなるわけでもない
誰が悲しむわけでもない
それはつまり
必要ないということなのではないか
そう
要らないのだ
私は
必要ないのだ
掻き消してしまいたい
自分の存在
ss
唇の皮を噛む
そのまま引っ張り
血の味
舌打ち
ぼくはまだ生きている
.
カッターの刃を
手首に押し当てる
痛み
傷口を見
軽い眩暈
赤い液体
ぼーっと眺める
自分が生きている実感は湧かない
ただ
薄っぺらい喜びがそこにある
傷が付いたと
どうやら生きているらしいこの身体に
不思議な紅い線を
自らの手で加えたと
さっきまでとは違う
新しい自分が今ここに出来上がったと
何やらわからない
冷たい痛みを感じると
無表情で
紅い線をつけた手首を見る
瞬きをするのも忘れ
ぼんやりと眺める
あぁしかしこの腕は
他人のもののようだと
他人事のように思いながら
ss
私が貴方を好きで何が悪いの?
どこがいけないの?
やめろと言われても無理よ
嫌がっても無理
どうにもできないから
大人しく私のことを好きになりなさい
私なら貴方を全力で
最優先で愛することができるから
誰にも負けないから
もしももう好きならば、
もっと好きになりなさい
いい?わかった?
わかったら返事
あとは態度で示しなさい
thought
壊れたマリオネットはひたすら踊り続ける
脚が折れても
腕が取れても
気付いて欲しい人に気付いてもらえるまで
踊り続ける
報われないままで
バラバラに壊れてしまうかもしれない
それでもだ
続けなければならない
踊らなければならない
あの人に気付いてもらうまで
.
寧ろ
壊れてしまうことを望んでいるのかもしれない
あの人が気付いたとき
丁度壊れていればいい
壊れたことをきっかけに
気付いてくれたらいい
そんな思いがあるのかもしれない
それは当て付けなのか何なのか
でも たとえ当て付けだとしても
そこまでして伝えたいことがあるんだ
そこまでして
気付いて欲しいことがあるんだ
自分の全てを懸けてでも
.
ねえ
早くこっちを向いて
踊り続ける私に気付いて
ss
帰りたくない
この駅で違う電車に乗り換える君とぼく
離れたくない
北と南正反対へ向かう全然違う路線
淋しい…
嫌々ホームに降りた
夜の遅い時間 人はまばらだった
遠くの方で何かが目についた
五本の線路と
三本のホーム越しの君だった
きっとあれは君だ 絶対君だ
表情なんて見えないし
シルエットすらぼやけて
ギリギリわかるレベルだけど
君もぼくに気づいてる
変なジェスチャーをしているのが見える
君に見えるわけはないけどぼくは笑う
二人の間を特急列車が引き裂いた
君の電車も来る時間だ
目の前が開けた時
君はもういなかった
でもいい
少し幸せな気分になれたから
心の中で小さく呟く
また明日…
ss
はらはらと
散っていく桜
はらはらと
花の雨に
君の背中が霞む
私が後ろを歩いていることを知らない君に
私が声をかけることはない
遠ざかって行く背中と
散っていく桜に
ひっそりと君の幸せを願って
それでいいだろう
君の視界に入れなくても
君と言葉を交わせなくても
それでいいだろう
その背中に
私がどれだけ手を伸ばしたかったかなんて
そんなことは君は知らないほうがいいから
.
薄ピンクの桜の雨はさらさらと降る
その中に一筋だけ
透明な涙の流れる音が混ざった
sss
今日は君と二人
去年のクリスマスイブに選んだお揃いのロザリオではなく
名前が似ているよしみで勝手に私のシンボルマークとしている
ユリの紋章のネックレスを久しぶりにつけた
あ
君は私のものだっていう印を君に付けたくて
私が買った数カ月後に、同じ店で買った、
同じものを君にもプレゼントしたから
こっちもお揃いだね
結局どちらをつけてもお揃いだね
.
いつもいっしょ
誰か助けてよ
みんな大っ嫌いだ
きえてなくなれ
.
どこまでも自分中心になれればまだ楽なのに
中途半端だから苦しいんだ
中途半端に気遣って
中途半端にわがままで
言いたいことも言えないで
結局泣くのは自分
馬鹿馬鹿しい
.
全部壊れていくね
音を立てて
崩れていくね
粉々に
デジャヴ
.
残念だね
悲しいね
否悲しくなんかない
絶望の中では悲しみさえも存在しない
thinking
守りたいものが多くなればなるほど
人は強くなれるのか?
それとも弱くなるのか?
抱えるものが多くなればなるほど
人は逞しくなっていくのか?
それともただ
疲れやすくなってしまうだけなのか?
ねえ
君はどっち?
私は
どっちかな
文化相対主義とは
すべての文化は優劣で比べるものではなく対等であるとし、
自文化の枠組みを相対化した上で、異文化の枠組みを見ることが求められる。
ある文化的事象を観察する際に、部外者である自分の価値観を以ってそれを判断するのではなく、
その文化的事象が執り行われる相手側の価値観を理解し、その文化、社会のありのままの姿をよりよく理解しようとする態度を指す。
ss
数時間前会ったばかりだったのに
君から電話がきた。
嬉しかった。
でも君は頭が痛いと言っていた。
会っていたときは元気だったのに
風邪かな?と心配して、
薬を飲むよう伝えた。
電話を切って暫くして、
私の頭も痛くなった。
会えば何度も互いの存在を確かめるように
求め合って抱き合って
幾度も唇を合わせる私たち
寝込むタイミングは同時だった。
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